
先週に続き、「China Internet Watch」からの情報をご紹介します。
今回ご紹介するのは、この数年耳にすることが多くなった「越境EC」に関する記事です。
(China Internet Watch – “Chinese cross-border online shopping insights 2016”)
まず、我々でもそうですが、日常生活をしている中で、なかなか海外の情報を入手したり、海外の商品に関するサイトを知ったりする機会は非常に少ないと思います。
そのような状況下で、彼ら(中国人)は、どうやって越境ECサイトを見つけるのでしょうか?
意外なことにソーシャルメディア経由で越境ECサイトを知ったのは約4割にとどまり、もっとも多いのが、ショッピングガイドサイトで約6割にのぼっています。
その他では、家族や友人からで約5割となっています。
そして、ショッピングガイドサイトで知った越境ECサイトにどのようにアクセスしているかを表したのが、以下のグラフです。
こちらでも以外なのは、URLを入力してアクセスしているという人が約5割いるという点です。
さらに、Tmall Global(天猫国際)やJD Worldwide(京東)のような国内の越境ECサイトで購入するという人が80%近くにのぼっています。
まだまだ情報の入手源や購入先の選択肢が少なく見える印象ですが、情報源となるショッピングガイドサイトをうまく活用していくことが、越境ECを成功させる秘訣になってくるのではないでしょうか。